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第一線で活躍中の映画監督5人が、大分県別府市の共同温泉の短編映画を競作し、温泉文化の魅力を発信しようという企画が進んでいる。別府市の老舗映画館「ブルーバード劇場」のファンら7人で作った実行委員会が、年末までに5本を製作し、同館で封切るという。資金提供を含めた賛同者も募っている。【大島透】
企画したのは館長の岡村照さん(90)の人柄にほれ込み、同館の運営を手伝う東京の映画ライター、森田真帆さん(41)ら。「コロナ禍で来客の減少に苦しむ観光都市と、逆風に負けずに頑張っている地元の映画館をもり立てたい」と語る。
同館は岡村さんの父親が1949年に開館した。70年の父親の死去により、夫が引き継ぐが、1年半後に夫も急逝。岡村さんは娘2人を育てながら同館を守り、半世紀を迎えた。
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