テレビ東京系ドラマ「ウルトラマンオーブ」などへの出演で人気を呼んだ俳優、青柳尊哉(たかや、36)が25日、大分県別府市内で行われた主演短編映画「怪獣の湯 大怪獣ブゴン」の製作発表会見に出席した。
別府温泉が舞台の特撮映画は23日に当地でクランクインしたばかりで、青柳は「エキストラで参加してくださる地元の皆さんの熱量がすごい」と笑顔。大分の郷土(ふるさと)怪獣ブゴンが大暴れするが、この日の会見の会場となった杉乃井ホテルも、ロビーでの爆破シーン撮影を快諾し、田口清隆監督(41)は、「大作でもなかなかやれないことをやる」と意気込みをみせた。
青柳は同じ九州の佐賀市出身で、「コロナ禍で(九州には)約2年帰ってこられなかったのですごくうれしい。地元の怪獣ブゴンの始まりにも携われ、自分にとって人生の宝物のような映画になる」と感激を口にした。
来春完成予定で別府市内での常設上映も予定。売り上げの一部は、市内の共同温泉の改修の支援にあてられる計画だ。